【TOEIC300→950学習ステップ1】英検3級をほぼ完ぺきにする学習計画 Step by Step

TOEIC

以前の投稿で「【TOEIC300→950学習計画】現在TOEIC300点台の人が3年半で”無理なく”950を達成する学習計画」という内容を書きました。

今回はその中の「Step1(5ヶ月間):英検3級を95%以上取れるようにする」を説明していきたいと思います。

現在英検3級レベルの妹の英語レッスンもだいたいこの流れで行っていく予定です。(最近妹の会社がリモートからフル出勤に変更になり、体力リハビリ中のためレッスンはしばらくしてから開始予定)

英検3級をほぼ完璧にする英語学習計画の概要(5ヶ月間)

  • Step0(準備):
    • (必須)テキストの選定・購入(メインテキスト・単語本)
    • (任意)TOEICの公式問題集を購入、TEST1を解いてみる
    • (必須)単語本の単語をチェックして「知っている・微妙・知らない」に振り分ける
  • Step1(2ヶ月間):
    • 出来るだけ毎日、メインテキストの音声を聞き流しする
    • メインテキストのわからない単語・表現を調べて理解し、フラッシュカードアプリに入力する(またはノートや単語帳に書き出す)
    • 隙間時間にフラッシュカードアプリ(またはノートや単語帳)でちょこちょこ単語チェック
  • Step2(2ヶ月間):
    • 出来るだけ毎日、単語本の音声を聞き流しする
    • Step0の単語本チェックで「微妙・知らない」に分類した単語を、フラッシュカードアプリに入力する
    • 特に覚えにくそうな単語は一覧表にして家のよく目につく場所に貼っておく。(単語表作成ツールはこちら。同じようなものを手書きでもOK)
    • 隙間時間の気が向いたときにフラッシュカードアプリで単語チェック
    • 気が向いたときにStep1で学習したメインテキストの音読をする
  • Step3(1か月間):
    • 英検3級の過去問1回分の、わからない単語・表現をすべて調べて理解し、フラッシュカードアプリに入力する(またはノートや単語帳に書き出す)
    • 隙間時間にフラッシュカードアプリ(またはノートや単語帳)で単語チェック

英検3級をほぼ完璧にする英語学習計画 [Step0]の詳細・解説

「テキストの選定・購入」について

まずは準備として、テキストを決めて購入します。

必要なテキストは下記の3種類です。

  • メインで使うテキスト
  • 単語本
  • TOEIC公式問題集(任意)

メインテキストの選び方

まず、メインテキストの必須条件は下記の3点です。

  • 英語レベルが英検3級(中学英語)程度である
  • ストーリーのあるまとまった文章である(日常会話表現集のような短文の集まりでない)
  • 英語音声がついている(できれば途中で日本語が入らない方がいい)

上記の3条件を全て満たすテキストのうち、一番好みに合った(内容が面白いと思う)ものを選んでください。

ストーリーのあるテキストがおすすめな理由

なぜ「ストーリーのあるまとまった文章」のテキストがいいのかというと、

  • 文脈の中で出会う単語はイメージしやすい&覚えやすい
  • ストーリーがある文章の方が読んでいて(聞いていて)楽しい、楽しいと続けやすい

という理由です。

先日観た「ベイマックス」というディズニー映画で、主人公のヒロが賭けロボット大戦でぼろもうけした後に

「So lucrative!」

と言っていました。

lucrativeは儲かるという意味の単語です。単語本で覚えようとしていたときはなかなか覚えられなかったのですが、ベイマックスで見た瞬間覚えることができました。

このように、文脈・ストーリーがある中で出会う単語や表現はスッと頭に入ることが多いです。

というのが 「ストーリーのあるまとまった文章」 のテキストがお勧めな理由です。

さらに、何回も聞いたり読んだりするものなのでなるべく相性のいいもの・面白いと思えるもののほうがいいです。やはり面白くないものを何度も読むのは苦痛ですし、逆に面白ければ楽しく英語学習することができます。

いくら栄養があってもおいしくないものを毎日食べるのは苦痛ですよね。好みにあわない・おもしろくないテキストを毎日読んだり聞いたりするのは苦痛で、結果(私の場合)挫折しやすかったです。

レベルに合ったテキストがおすすめな理由

ストーリーがあるという条件のほかに、レベルにあったテキストを使うのがおすすめです。

レベルに合ったテキストで範囲を絞って学習するほうがいい一番の理由は「同じ単語や表現に自然と何度も出会えるから」です。何度も出会うというのが記憶定着の鍵です。テレビでよく見るお笑い芸人の名前は自然と覚えてしまいますよね。あんな感じで単語や熟語をなるべく自然に覚えてしまおうというわけです。

メインテキストのおすすめ5選

では具体的にどの本をメインテキストとして選べばよいのか。上記の条件に合った市販テキストをいくつか見つけましたので、下記にリストアップしました。

上記の5つは全て「中学レベル・ストーリーがある・音声付き」という3つの条件を満たしています。

この中から一番好みに合った、面白そうだなと思えるテキストを選んでください(もちろん他のテキストでもOK)。

私個人的には「中学英語で読むディズニー」シリーズがおすすめです。絵がかわいい&きれいで、見るだけでワクワクしてしまいます。イラスト付きは「単語や表現をイメージしやすい」という点でもおすすめです。

妹はレッスン用テキストに「 中学英語で読むディズニー [コレクション2 アナと雪の女王] 」を選択しました。

単語本のおすすめ3選

このレベル(英検3級・TOEIC300)の単語本でおすすめは下記の3点です。

私はこれまで「キクタンTOEIC990」と「キクタン英検1級」を使ってみて、どちらも快適にボキャビルできたのでキクタンは一押しです。

ちなみに、上記の「キクタンとパス単」は英検3級レベルの単熟語のみ収録、下の「中学生のための英検5・4・3級~」は英検5~3級レベルの単熟語が収録されています。

つまり、

です。

両方の単語帳を本屋さん等でパラパラと見て、「ちょうどいいレベルだな」と思う方を選んでください。

ちなみに「英検3級にギリ合格レベル」の妹は、「英検3級 でる順パス単」がレベル的にちょうどよさそうだと言っていました(もう一つの方は5~4級の単語が簡単すぎる)。

上記単語本がおすすめなの理由は「シンプルで見やすいレイアウト」だからです。

他にもこのレベルの単語本はいろいろあって、下記はそのリストです。

上記は「だいたい英検3級レベル」ですが、レイアウトやレベルの範囲が若干違います。

好みに合った単語本でなんでも大丈夫です。

レベルがあった単語本とは?

私の場合、「わかる・微妙・わからない」単語がバランスよく、だいたい3分の1ずつカバーされている単語本が「ちょうどいいな」と感じます。

この辺は好みもあるかと思いますが、微妙~わからない単語が「全体の4~7割」くらい含まれている単語本がちょうどいいレベルなんじゃないかと思います。

現在英検3級・TOEIC300レベルでしたら上記単語本は全てこの範囲(微妙~解らない単語が全体の4-7割)にだいたい収まっているはずなので、どれを選んでもレベル的には問題ないです。

「TOEICの公式問題集のTEST1を解いてみる 」について

学習を始める前に「TOEICの公式問題集を解いてみる 」 ことはすごくお勧めです。

なぜなら、スタート時のレベルを把握しておくことで後でTOEICを受けた時に「どのくらい英語力が上がったのか」がわかるからです。

私はこれをやらずに後悔しました。本格的な英語学習を始める前に模擬テストでもいいからTOEICのスコアを出しておけばよかったなと。

英語学習を始めてしばらくして「だいぶ英語力が上がったな」と実感した時に初めてTOEICを受験したのですが、学習スタート時のスコアがわからないのでどのくらい英語力があがったかいまいちイメージできませんでした。

なので、ぜひ学習スタート前に「TOEIC公式問題集」でだいたいのスコアを測っておくことをお勧めします。

もし余裕があったらTOEICを受験することはもっとおすすめです。

ただTOEIC受験は7810円と安くないですし、受験しに行くだけでも大変なのでもちろん無理はしないで大丈夫です。

公式問題集も、キツそうだなと思ったらやらなくても問題ないです。

あくまで「現在のレベルを測る」という目的なので、今後の英語学習に影響はありません。

余裕があったら是非やってみてください!

ちなみに、2時間かけて一気に解答するのは辛いという方は「何回か・何日かに分けて」解いてくのがおすすめです。分けるとそんなに苦痛じゃなかったです。42.195Kmを一気に走るのは大変でも、1ヶ月で分ければ1日1.4Kmです。

私は初めてTOEICの模試をやってみた時、リスニングは「休憩をはさみつつ3~4回に分けて」、リーディングは「2~3問やっては休む。1日10問前後でやめる。10日くらいかけて解く」というふうに解いていました。

今は1日で解くことはできますが、休憩なしで一気に模試を解いたことはいまだにありません。

それでも本番ではちゃんと2時間集中できたので、普段から一気に解いていなくてもそこまで影響はないように思います(もちろん一気にやった方がいいとは思いますが、長時間が辛すぎてやらないよりは細切れでもやった方がいいということです)。

まとめ

Step0(準備)の説明だけで随分と長くなってしまいました。今回はテキストを使い倒す学習をしていく予定なのでテキスト選びはこだわった方がいいと私は思います。

とはいえ、もしテキスト選びに「失敗したな」と後で思うことがあっても全然大丈夫です。せいぜい数千円と数時間の損失なのですぐに取り戻せます。私も買ってみて「やっぱり合わなかったな」となってすぐやめたテキストたくさんあります。昔は「せっかく買ったのだから」と我慢して続けようとしていたのですが、結局英語学習自体が続かなくなってしまうことが多かったので「テキスト代は無駄にしても英語学習を続けやすい方を優先しよう」と思い意識的に面白くないテキストはすぐやめるようにしました。そうしたら思っていた以上に英語学習が楽しくなり続けやすくなった実感があります。もちろん続けられそうなら続けるのも全くありだと思いますし、やりやすい方法で学習してください^^

Step1~3の詳細はまた別の記事で解説していきたいと思います。

では、また!

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