先日「Test your vocab」というサイトで自分の語彙レベルを測ったところ、「7,090 words」という結果(予測語彙数)になりました。
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」このサイトによると、英語ネイティブ(大人)の語彙数は「20,000-35,000 words」の範囲にほとんどの人が入るそうです(範囲ひろっ)。
つまり私の語彙数は、ネイティブの3分の1から5分の1程度ということ。
そして、ネイティブの6歳の語彙レベル(7,161)とほぼ同じでした。
まじか!6歳か!
本日は、語彙レベル約7,000の私が出来ることと出来ないことを書いていきたいと思います。
皆様の今後の学習の参考や目安になれば幸いです(^^)
語彙レベル7,000で出来ること・出来ないこと(主にリーディング)
語彙レベル約7,000の現在の私ができることとできないことをリストにしました。
リーディングに関するスキルに絞って書いています。リスニングは「音を聞き取るスキル」が大きく関係してしまうので省略。
できることリスト
- 子供向けの洋書を辞書なしで読める(それでもわからない単語はたくさん)
- 大人向けの洋書は、簡単な英語で書かれているものなら辞書なしで読める
- ノンネイティブ向けの英文は難なく読める(観光客向け・留学生向けサイトの文章など)
- ニュース記事は、背景知識がある内容で簡単な英語なら読める
- TOEIC970、英検準1級、IELTS7.0が取れる
できないことリスト
- 大人向けの洋書のほとんどは辞書なしでは厳しい
- ニュース記事は読んでいて「難しい、よくわからない」と感じるものの方が多い
- TIMEやNewsweekなどは、全く読める気がしないので読んだことがない(でもそろそろ読んでみたい気もする)
- 英検1級、TOEIC990、IELTS8.0以上は取れる気がしない
語彙レベル7,000で出来ること・出来ないことの具体例
具体的にどの程度読めているのかもうちょっと詳しく書いていきます。
できること具体例
子供向けや、シンプルな英語で書かれた洋書は楽しく読める
下記の本が、実際に読んでみて「楽しんで読めた、ちょうどいいレベルだな」と感じたものです。(それでもわからない単語は1ページに数個はあります)
- HOLES(児童向けミステリー小説)
- Fuzzy Mud(児童向けミステリー小説)
- Who Moved My Cheese(チーズはどこへ消えた)
- Master of the Game(シドニー・シェルダンの小説「ゲームの達人」)
Oxford BookwormsやPenguin Readersなどのシンプルな英語で書かれたシリーズはわからない単語はほぼ出てこないのでサクッと読むことができます。この辺はTOEIC700-800のあたりによく読んでました(当時の語彙レベルはたぶん5000前後くらいと予想)
- The Monkey’s Paw (Oxford Bookworms Library. Stage 1,ホラー系)
- Level 3: K’s First Case (Pearson English Graded Readers) (ミステリー)
- Skyjack! (Oxford Bookworms Library, Stage 3)(スリラー&アドベンチャー)
ノンネイティブ向けの英文は難なく読める
「ノンネイティブが読むことを意識して書かれた英文」はスムーズに読むことができます。具体的には、下記のような文章です。
- 観光客向けの案内パンフレットやウェブサイト
- 留学生向けの案内パンフレットやウェブサイト
- 英語学習者向けの英英辞書の文章(Oxford Learner’s Dictionaryなど)
- 英語学習者向けの記事(BBC Learning Englishなど)
最初の2つは要はお客さん向けの文章です。観光にしろ留学にしろ、やっぱりお金を「落とす」方には合わせてもらえるようで「簡単な英語」で書かれていることが多いように感じます。
なので、海外旅行のためにウェブで情報収集するときは特に不自由なく読めています。これはけっこう大きい。英語を学んでいてよかったと思うことの一つです。
BBC Learning Englishは、英語も学べて内容も面白い記事が多いのでめちゃくちゃおすすめです!(無料です!)
ニュース記事は背景知識がある内容でシンプルな英語なら読める
ニュース記事は、下記サイト↓↓のような子供向けかノンネイティブ向けならスムーズに読めます。
- TIME for Kids(子供向けのTIME記事)
- VOA News(ノンネイティブ向けに簡単な英語で書かれたニュース)
できないこと具体例
大人向けの洋書のほとんどは辞書なしでは厳しい
簡単な部類でない大人向けの洋書、つまりほとんどの大人向け洋書は読んでも「わかったような・わからないような」という感じです。
背景知識があれば何とか大意はとれますが、とてもちゃんと読めているとは言えないレベル。
子供が新聞を読んでも難しい言葉が多くてちんぷんかんぷんみたいな状態に近いかも。
下記は、おもしろそうなので買ったはいいが難しすぎて途中で脱落した本たち(の一部)です。このレベルは私は難しくて読めません。
- Steve Jobs (スティーブジョブズの伝記)
- The Art of Choosing (選択の科学)
- The Murder of Rodger Ackroyd (アクロイド殺し by アガサ・クリスティー)
もう少し語彙レベルが上がったらまた挑戦したいので、これらはまだ捨てずにとっておいてあります。(痩せたら着ると言ってサイズが小さい服を処分せずにとっておくのと似ている?)
ニュース記事は「難しい、よくわからない」
BBC News や Japan Times の記事をたまに読んでいますが、背景知識があるかつ難しい単語がたまたま使われていなかった時しか「ちゃんと読めた」という感じはありません。
ほとんどの記事は読んでいてわかったようなわからないような、霧がかかった景色を見ているような感覚です。
語彙レベルが上がれば霧が晴れてクリアな景色が見えるのだろうか。
ああほんと、洋書とかニュース記事とか普通に読めるようになりたい。なりたいよう。
ちなみに、POLYGLOTS(ポリグロッツ)というアプリでいろいろなサイトのニュースが読めるので私はよく利用しています。日本語訳のある記事もあって、量もジャンルも豊富でなかなかいいです。ニュース記事を読むだけなら無料で利用可能。
まとめ
7,000語レベルはできることとできないことがどちらも多く、絶妙なバランスで拮抗している、微妙な位置だなと思います。
英語「学習者」としてはゴールに近いけど、英語「使用者」(ネイティブや通訳・翻訳者など)と比べるとまだまだ(×100)道のりは遠い。
語彙力ゼロから7,000になるまですでに途方もない時間と労力をかけたと実感していますが、ネイティブレベル(2-3万)になるには今までの倍以上の単語を覚えないといけないとは。。
もうすぐ山の頂上だと思ってたら、まだ3合目くらいだった気分だよ!雲に隠れて頂上が見えてなかったのかな。
ここで満足するか、まだ先を目指すかの分かれ道(現在)
とはいえ、今の英語力でもできることはそこそこ多い。
海外旅行で困ることはほとんどないし、Udemy(オンライン学習サイト)などはノンネイティブに考慮してシンプルな英語が使われた講座が多いので大体理解できます。
旅行で楽しんだり、英語の講座や留学でスキルアップしたり、英語のサイトや英語話者から情報収集することができる。それだけでも十分英語が役に立っているし人生楽しくなったと感じます。
ここで満足して、一生今の英語レベルのままでも全然あり。
わりと最近までそう思っていました。
が、最近また英語学習熱が再燃して、もうちょっと山を登ってみてもいいかなと思い始めているところです。
やっぱり洋書が読めるようになりたい!
アガサ・クリスティーが読めるようになりたい!
ということで、今後はちょっとボキャビル(ボキャブラリービルディング=語彙力増強)をやっていきたいなと考えています。
どういうボキャビルをやってどれくらい効果がでたか、ちょいちょいこのブログでも報告していく予定です。
最後まで読んでくれてありがとうございました(^^)
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